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2012年02月16日
恒例である服飾専門課程主催のファッションショーが、開催となりました。多くの皆様からのご支援・ご期待をいただき、心より感謝申し上げます。
本ファッションショーは、服飾専門課程で学ぶ学生が一年かけた成果であり、彼らにとっては、最大の行事であり今年度を締めくくる大イベントです。このショーの取り組みは、初めから終わりまで学生たちがすべてを担うという伝統が今日まで受け継がれています。昨年度のショーが終わった直後から、地道な作業はスタートしていました。全体を形づくる前に、まず、自分たちが真剣に何をやりたいかを見出し、それぞれの思いや立場を理解しながら、作品制作からモデル・スポンサー依頼・ショー運営までを自らの責任でやり遂げるのです。創立76年を迎えた本校のショーにおいて、ショーの歴史こそ、各時代の「今:いま」を感性豊かに表現した記録の蓄積でもあります。
今回も、彼らを取り巻く「現在」と「自分探し」からこのショーの一歩がスタートし、コンセプトが決定すると、徐々に内容が明確化されてきました。服飾専門課程2・3年生が中心となり、1年生や他科の学生の協力を受けながら開催されるこのショーには、大きな意味があります。2年生にとっては、初めて体験する大舞台であり、今まで学んだことや自分たちの想いを初めてカタチにして、本格的な表現として発表する大チャレンジです。一方の3年生は、昨年の経験と反省を踏まえて気分も新たな再挑戦であり、学生生活3年間の総仕上げでもあります。
学生たちが一つのショーをつくり上げるには、長いプロセスが必要です。調子良く進むことは少なく、時には意見をぶつけ合い、一時的に仲間関係がギクシャクする場面もあります。しかし、全員が一丸となって一つのショーの完成に向かって役割を担いながら協力することの大切さを知る中で、関わった誰もが自分たちのショーと自覚し、責任ある立場を実感することで大きく成長してまいりました。
今回のテーマは、『fragment』。
「過去、現在、そして未来、一瞬一瞬に生まれるカケラ、
誰もが輝くfragment(カケラ)を胸に秘めている。
それらを掻き集めて、創作された魂が今の私達である。
その魂は今この時も成長し形をかえ続ける。
私達は創造のfragment をここに集結させ、新たなるファッションを発信していく。」
テーマ・コンセプト設定には、今を生き次世代を担う彼らの深く強い意志と期待が込められていました。『一人ひとりのfragment(カケラ)が融合することで、さまざまな表現が生まれる。それは組み合わせによって化学反応が起こり限りない可能性を秘めている。私たちの感性があふれたショーを見に来ていただく多くの皆さんと何かを共有することで、必ず生まれる「感動」。それを自分の家族や友人、ご来場いただいた皆様に「感謝」と共に届けたい。』今回のショーは、ルネスホールの特徴を活かし、ランウェイ形式での発表でしか伝わらない観客の皆様方との距離感で「ファッション=洋服を見て欲しい」という想いがあります。彼らの「今」を表現したファッションショーが、皆様に「感動」をお届けできることを願っております。
最後になりましたが、昨年3月の東日本大震災で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。今回の出来事は彼らの人生の中で一生忘れることのない出来事として心に刻まれたことでしょう。彼らの想う「絆」のカタチは、無意識の中でショーに表現されていると思います。
本校は、創立80周年に向け、新しい歴史へのスタートを切りました。これからの中国デザイン専門学校、そして学生にご期待ください。
写真は当日の様子です。
ありがたいことに2回公演とも満席立ち見状態でした。
立ち見やご入場出来なかった方々には、たいへん申し訳ございませんでした。



ファッションショー終了後、担当教員とファッションショーリーダー学生との涙の抱擁。『感激』
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