皆さん、こんにちは。
校長の小林です。
早くも8月ですね。
毎日暑い日が続いていますが、体調大丈夫ですか?・・・
この「毎日暑いですね」という言い方・・・誰もが口に出してしまうようですが、
言えば、ますます暑くなるような気もしますが、
言わないとやってられない!と言うのも事実です。
さて、そんな中、今日は、私の作品制作のおはなし。
私は、岡山市内の石切場に借りているいつもの作業場で作品を制作しています。
今は、ある展覧会に出品する作品を中心に、こつこつと取り組んでいます。
石切場にある作業場の一角。午後の陽射し隙間から注がれる・・・眩しい!
私は、石を素材の中心として彫刻作家として活動しています。
以前は、粘土を使っての塑像制作が中心でしたが、いつの間にか
素材を削る、磨く、光沢、表面の手触りにこだわるようになり、
またときには組み合わしたカタチを追求するようになり、
今に至っている感じです。
表面の模様や凹凸にはこだわったしまいますよね。
作業場では、一人の世界です。誰も居ません(私の心にも)。
集中すると、あまり周りの音も気にならない感じです。
エアー式のDカッターで、石を削る。切る!でも大変。時にはミスる!
繊細な表現にこどわるのだけど、機械や道具は派手な雑音がいっぱい出て、
うるさくもあり使い方が甘いと危険でもあります。
しかし、やりたいことの集中してやることは楽しい!
まして、自分のイメージをカタチにする作業です。
一人で悩み、怒り、笑う時間の産物です。
まわりがどう思おうと・・・あまり気にならない。
これが、現在の心境ですね。
完成までにはまだまだ右往左往が必ずあります。
凝縮した人生かな・・・と、感じることがりますよ。
まだまだ暑い午後、黙々と取り組む時間です。