2015年08月31日
2015年8月29日(土)
第16回 不登校・中退の子と親のための進学説明会に、
中国デザイン専門学校デザイン高等課程基礎デザイン科が、参加してきました。
校長も説明会の様子を伺いにいきました。
本校デザイン高等課程在校生の約73%は不登校経験者です。
学校そのものが好きではなかった生徒も、本校の授業カリキュラムや生活環境に魅力を感じ、
ほとんどの生徒が毎日自主的に登校し、学校生活を楽しんでいます。
デザイン高等課程とは文部科学省から認定を受けた高等学校と同等の資格が取れる高等専修学校です。
中学校卒業者を対象としているのが高等専修学校(高等課程)です。
1976年につくられた専修学校の課程の一つで、本校では2009年に高等課程を新設しました。
高等専修学校は高等学校と並ぶ正規の後期中等教育機関ですが、【高等学校の枠に収まらない多様な教育】を行い、現在約440校で約3万9000人が学んでいます。全国アンケートによると、高等専修学校生の3分の1以上が生活保護世帯か準じる世帯。不登校を経験した生徒は21・4%。発達障がいの生徒は11・7%で、高等学校(2・2%)と比較して桁違いです。
調査から分かるように、高等専修学校の特色は普通高校での一斉指導が困難で【現在の教育制度ではなかなか収まらない多様な生徒】の受け入れです。時間と手間をかけて一人一人と向き合う教育を行っています。
本校では絵を描くことやファッションが大好きな生徒が学んでいます。
勉強が苦手なら得意な分野を伸ばせばいい。
本校の教育は支援と成長です。