2012年12月27日
今まで数回にわたって作品の制作状況を報告してきました第19回ワンデーエクササイズの最終報告です。
今回の課題は「玉島町並み保存地区周辺の魅力を活かした、地域の核になる施設の提案」というもので、去る11月10日(土)に各校(各チーム)が提案した作品のプレゼンテーションが行われました。
本校はこれまで、6回の最優秀賞の受賞歴があり、当然、最優秀賞受賞の最有力候補としてプレゼンテーションに臨みました。
各校、課題が発表されてから約一ヶ月あまりかけて作品制作を行うのですが、どのチームの作品も力作ばかりで、毎年のことですが、どこのチームが最優秀賞を受賞してもおかしくない状況で、本校の学生達も、プレゼンテーション前日まで、放課後遅くまでのこって、チームで議論、制作に励んできました。
プレゼンテーション当日は、午前中に主催者(岡山建築設計クラブ)の方々、そして参加学生間の意見交換会があり、午後から各チーム(発表5分+審査委員長からの質疑応答5分)という形式で行われました。
各チームのプレゼンテーションが始まり、本校のチームの学生達もドキドキ、ワクワク...
そして、いよいよ本校のチームのプレゼンテーション。
今までの緊張が解けたかのように、とても堂々としてプレゼンテーションで、審査委員長(建築家 中村拓志 氏)からの第一声が「プレゼンテーション上手いねえ...」でした。そして本校の提案内容についても大変納得されているようでした。
全チームのプレゼンテーションが終了し、いよいよ結果発表。
例年ですと、岡山建築設計クラブ賞→学会奨励賞→奨励賞→優秀賞→最優秀賞の順番で賞が発表されるので、どれかの賞には受賞したいものの、受賞するとすれば、なるべく後のほうでチーム名を呼んでほしいという気持ちで結果発表を待ちました。
最終結果は「学会奨励賞」
目標としていた最優秀賞は逃したものの、審査委員長の最後の総評でも、本校のチームのプレゼンテーション力について大変高く評価をいただきました。そして、今まで頑張ってきた過程を振り返って、自分達の作品への自信と愛着。
とても良い(有意義な)経験ができたと思います。
今回の経験をまた後輩達に引き継ぎ、足りなかった部分を糧に、今後の作品制作(建築・インテリア、都市の提案)に励んでいってもらいたいと思います。
みんな 本当にお疲れさまでした。
インテリア・プロダクト科 中山