2007年から日本国内で「デニムの耳」プロジェクトチームが
結成され、様々なクリエイターと合同に再利用資源として、
作品や商品が生み出せていたことをご存知でしょうか??
中国デザイン専門学校は、国内で初めての「デニムジーンズ」を
特化した学科をスタートさせ、さまざまな特殊技術を学びます。
デニムの耳プロジェクトへ賛同する本校では、国内屈指の
デニムテキスタイルメーカーである「カイハラ株式会社」に
提供していただいた、デニムの耳を保有しています。
2011年秋!!中国デザイン専門学校でデニムの耳を
再利用したドレスを制作、展示発表しました!!
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ドレス&制作工程をご紹介します♪♪
デニム生地の耳を初めてご覧いただいた方も多いのでは!?
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まずは、大量にあるデニムの耳を約2メートルぐらいにカットしていきます。
ワカメではないですよ(笑)
デニムジーンズ科の学生です。手を真っ青にしながら染めたり、干したり。
よくがんばっていました。相棒の男の子は染織時に私服を汚してました。(焦)
ドレスにグラデーションをつけるために数段回に分けて染め直します。
さあ、実際にドレスを作り上げていきます。
今回は立体裁断でマネキンに着せ付けた下地にデニムの耳で
平織りしたモノを重ねて上半身を作りました。
裾まではデニムの耳を吊るしているようなデザインにしてます。
上記のデニムの耳ドレスは現在展示しています♪♪
11月5日(土)に学校説明会がございますので、是非遊びにお越しください。
中国デザイン専門学校デニムジーンズ科では、テクニカル教材として
『ジーンズパターン編』『仕様編』『縫製編』、デニム関連知識・ビジネス学教材
として『歴史編』『素材編』『加工編』『ビジネス編』、またテキスタイル教材として
『デニム素材テキスタイル集』の3つの教本を使用しています。
デニムジーンズのプロフェッショナルをめざすため、
さまざまな知識と技術を身につけるための必読本です。
このデニムジーンズテキストは、平成18年度文部科学省の委託研究をうけ
「岡山県のデニム生産地を基盤としたデザイナー型デニム製造販売業の
人材育成開発事業」で、本校がオリジナルに開発したものです。
開発に基づきに日本ジーンズ協議会のバックアップをうけ、テキスタイル・
加工染色・デニムメーカー・デニム関連企業団体のパイオニアの方々に
ご協力をいただきました。