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授業紹介「VI制作」

2015年01月27日

 

今回はビジュアルデザイン科ビジュアルデザインコースの授業の一つ、
「VI制作」をご紹介します。
 
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「VI」とは「ビジュアル・アイデンティティ」の略です。
企業の活動において視覚的効果を担う戦略となります。
もう少し簡単に具体的に説明しますと
「ロゴマーク」「名刺」「イメージカラー」「看板」などの
見た目(ビジュアル)に統一感を持たせ、誰もがあの会社の
商品、店舗、広告などなど、分かりやすく計画することです。
 
2年生後期の授業では課題として
「オリジナルのファストフード・ショップ」を
考えてもらっています。
 
 
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制作の流れ
 
・ショップコンセプト
どんな食べ物を提供し、お客さんにどのように喜ばれるお店作りを
考えていくのかを文章で決めていきます。
また、同時に理想のイメージ(自然をテーマに考えると森の写真など)も収集します。
コンセプト(文章)とイメージ(画像)をまとめて、
コンセプトイメージボードを制作します。
 
・ロゴ制作
コンセプトを基にお店のロゴデザインをします。
もちろん、お店の名前も自分で決めます。
商品のイメージやお店のイメージ、お客さん(ターゲット層)の興味を
引く色や形などをトータル的に考え様々なアイデアを出して決めます。
 
・店舗外観
お店の外観をデザインします。
より本格的な外観デザインは建築デザインの分野になりますので、
ビジュアルデザインコースでは、建物の簡易的なイメージを作成します。
 
・SPツールなどの制作
「メニュー表」「名刺」「DM」「会員証」などをデザインします。
 
・オープンセールチラシの制作
オープンセール(キャンペーン)の企画も考えます。
見た目だけのインパクトではなく、どの様な内容ならお客さんが喜ぶのか、
また、お店の経営者としても損がないように考えなければなりません。
 
・企画書にまとめる
制作したすべての内容を企画書にまとめます。
デザイナーは、なぜその色や形にしたのか、どのような考えで、
どのような効果を得られるのか、依頼者(クライアント)に
説明(プレゼンテーション)ができるようにします。
 
 
デザインをする上で、見た目の「かっこいい」「かわいい」「きれい」などの
印象は大切ですが、それ以上に目的や目標をもって、企画・計画することが
もっとも重要になってきます。
 
  

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