現在、僕が展覧会をしている奈義町現代美術館に作品を設置しているアーティストの荒川修作さんが先日、ニューヨークで死去されたとのニュースがありました。
荒川修作さんは養老天命反転地という重力に逆らったような建築物を作った事でも有名で奈義町現代美術館には「太陽」の部屋<偏在の場・奈義の龍安寺・建築的身体>という作品があります。建築と一体化した作品なので作品の中に人が入る形になります。
築15年が経つ現在もこの作品を見に、全国から多くの人がやってきます。
アートは僕たちに何を教えてくれるんでしょうか?
そしてアーティストは何を指し示していくんでしょうか?
それは、普段、過ごしている時間軸では計れないスケールをアーティストは感じ取っていると思います。
そして多くの人は普段感じれない何かを求めて作品を見に来るように思います。
偉大なるアーティストへご冥福をお祈り致します。